当社は創業当時より、製造業の機械等に使用する潤滑油販売業をコア事業とし、成長してきました。大手石油元売会社製品を取り扱うと共に、自社で製造した石油製品も取り扱っています。中でも「絶縁油」は国内で一定のシェアを持つ主力商品です。グループの力を合わせて商品開発、製造、販売、メンテナンスからリサイクルまでを行う日本で唯一の一貫体制を敷いていることも大きな特長。大手企業が参入しないニッチな領域にて、存在感を発揮し続けています。

TANIXグループでは、太陽光発電システム「メガソーラー」の構築や保守、移動式水素ステーションの管理・販売業、不動産の管理・売買など幅広い事業を展開しています。また、地元経済への貢献や、生活の利便性向上も常に意識しているテーマ。自動車のEV化により、全国のサービスステーション（SS）は減少の一途をたどっていますが、当社では車移動が必須の過疎地域にこそSSが必要との考えから、コンビニなどを併設した付加価値型SSとして存続させていくつもりです。

長年にわたりお客様のご要望に応え続け、事業の多角化を進めてきた結果、企業の自己資本と借入のバランスを示す自己資本比率は、商社の業界で約４０％以上あれば健全といわれるところ、７０％以上を安定して保持し続けています。そのような財務安定性が安心した取引の契機となり好循環を生み、かつ社員も安心して働くことができています。